イベント内容



プラハにアトリエを構える写真家・田中長徳さんによるプラハをめぐるエッセイ集『屋根裏プラハ』の刊行を記念して、著者である田中長徳さんと、文芸評論家でカメラ愛好家としても知られる福田和也さんをゲストにお迎えして、トークショーを開催いたします。
多くの芸術家を惹きつけてきたプラハという都市の魅力について、街がくぐり抜けてきた過酷な歴史について、そして街を歩き、カメラで撮影することの醍醐味について、お二人にお話いただきます。
トーク終了後には、田中長徳さんのサイン会を予定しています。
ぜひご参加ください。
店内でのイベントとなりますため、お席の数が限られます。立ち見でのご参加の場合もございますので、ご理解くださいますようお願いいたします。
※ご注意
古書の持込みはご遠慮ください。お一人で何回もサイン会列に並ぶことはできません。
また、色紙・ノートなど、本以外のものにはサインいたしません。
撮影は禁止とさせていただきます。ご了承ください。
プロフィール
田中長徳(たなか・ちょうとく)
1947年東京生まれ。写真家。
大学在学中の1969年、銀座ニコンサロンにて史上最年少で個展を開催。1973年から1980年までウィーン在住、1982年から翌年にかけて文化庁派遣芸術家としてニューヨーク近代美術館で写真研究に携わる。1989年よりプラハにアトリエを構え、世界各地で個展を開催する一方、カメラ評論家としても活躍している。
著書に『晴れたらライカ、雨ならデジカメ』(岩波書店)、『カメラに訊け!』(ちくま新書)、『銘機礼讃』(日本カメラ社)ほか多数。
福田和也(ふくだ・かずや)
1960年東京生まれ。
慶應義塾大学文学部仏文科卒。同大学院修士課程修了。慶応義塾学環境情報学部教授。
1989年、ナチス・ドイツ占領下のフランスのコラボラトゥール(対独協力)文学についての研究『奇妙な廃墟』(国書刊行会・ちくま学芸文庫)でデビュー。1993年、『日本の家郷』(新潮社)で三島由紀夫賞を受賞。以後、『甘美な人生』(ちくま学芸文庫)で平林たい子文学賞、『地ひらく』(文春文庫)で山本七平賞、『悪女の美食術』(講談社文庫)で講談社エッセイ賞をそれぞれ受賞。『人間の器量』『闘う書評』(新潮社)、『昭和天皇』(文藝春秋)、『アイポッドの後で、叙情詩を作ることは野蛮である。』(扶桑社)等著書多数。
書籍紹介
『屋根裏プラハ』
街がくぐりぬけてきた過酷な歴史と、
急速に変わり行く人々の姿。プラハをめぐる17の断章。
長年この街にアトリエを構えてきた写真家が、
住民でもなく旅行者でもない、「屋根裏」からの視点で綴る17章。
ふとした瞬間に見える歴史の爪痕。
ホテルプラハに漂う共産圏の不穏な気配。
国境と旅券というものの不思議。
伝説の写真家たちの思い出――。
独特のユーモアの間に街と人への敬意が滲む、個性溢れる名エッセイ。
著者:田中長徳
出版社:新潮社
四六判変型/286ページ/税込2,100円/2012年1月31日発売