「Sound BookShelf」インスタレーション 開催記念

「Sound BookShelf ー 音は時間と空間をフォーマットするか」廣瀬通孝 × 池上高志トークイベント

イベント内容

2012年2月13日(月)〜2月27日(月)まで青山ブックセンター本店で開催される「Sound BookShelf」は、書店の空間を歩きまわることで、抽象的な情報の流れをサウンドスケープとして体験できるサウンドインスタレーションです。書店内部に張られたワイヤレスネットワークを介して、複数のセンサーが書店内の明るさや湿度、二酸化炭素などのセンシング情報を流し、人工的な化学反応を起こします。この自律的なセンサーネットワークは、人工的な代謝反応とホメオスタシスを作り出し、代謝反応のダイナミクスをパラメトリックスピーカーの運動と音色へと翻訳していきます。

本トークイベントは、「Sound BookShelf」の展示をベースに、ライフログの研究における第一人者である東京大学の廣瀬通孝教授をお招きして、Massive Data Flowの時代のアートとサイエンスについて、時間と空間の再構成やパブリシティー、建築というメタファーなどについて語ります。

トークショー終了後にサイン会を行います。
サイン会対象書籍:ゲスト方々の著作・翻訳

「Sound BookShelf」インスタレーション

2012年2月13日(月)~2月27日(月)まで青山ブックセンター本店で開催される「Sound BookShelf」は、書店の空間を歩きまわることで、抽象的な情報の流れをサウンドスケープとして体験できるサウンドインスタレーションです。
展示詳細ページ

プロフィール

廣瀬通孝(ひろせ みちたか)

東京大学大学院情報理工学系研究科・教授
1954年5月生まれ、神奈川県鎌倉市出身。東京大学情報システム大部門教授。東京大学大学院で機械工学を専攻。システム工学、ヒューマン・インタフェースの研究を通してバーチャル・リアリティの分野に進出。没入型多面ディスプレイの開発・研究、触覚ディスプレイの開発研究、広域仮想空間構築に関する研究に携わる。主な著書として、『電脳都市の誕生』(PHP研究所) 、『バーチャル・リアリティって何だろう』(ダイヤモンド社) 、『岩波講座 現代工学の基礎 システムの構造と特性 <設計系 IV>』(岩波書店) ほか多数。

池上高志(いけがみ たかし)

東京大学広域科学専攻・教授
89年東京大学大学院理学系研究科、物理学修了。理学博士。現在は、東京大学広域科学専攻教授 。複雑系と人工生命を研究テーマとし、1998年以降には、身体性の知覚、進化ロボットの研究を展開。2005年以降は、油滴の自発運動の化学実験とともに、Filmachine、Mind Time Machineなどのインスタレーションも行なうようになった。その成果の一部を「動きが生命をつくる」(青土社)として出版。現在は、マッシブデータの作り出す世界像に興味をもって研究アート活動を行なっている。

書籍紹介

『ヒトと機械のあいだーヒト化する機械と機械化するヒト』(岩波書店)

廣瀬通孝(編集)
人間と機械がスムーズに「接合」し、あるいは「共感」し合う日は来るのだろうか。ヒトはどこから来てどこへ行くのか。
単行本/171ページ
価格2,520円(税込)
ISBN978-4000069526
発売日2007年4月24日 好評発売中

『動きが生命をつくるー生命と意識への構成論的アプローチ』(青土社)

池上高志(著)
生命とは何か。意識とは、言語とは、音楽とは…。「諸科学の王」物理学を出自とする著者が、科学による還元論では解きえない根源的問題に挑むため選んだのが、コンピュータ・シミュレーションを駆使する「構成論的アプローチ」すなわち複雑系の科学。科学界のみならず芸術の世界でも注目を浴びはじめた、この方法と最新成果を、初めて一般に向け紹介する。
単行本/240ページ
価格2,520円(税込)
ISBN978-4791763513
発売日2007年9月 好評発売中