『リトル・ピープルの時代』(幻冬舎)刊行記念

宇野常寛×千葉雅也トークイベント
「変身」する想像力 ――日本的想像力とイメージの現在

イベント内容

宇野常寛著『リトル・ピープルの時代』で展開された議論は、西洋近代的「成熟」にアジア的「変身」を対置する議論としての側面を持つ。 ヒーロー番組、ロボット、アニメ美少女といったオタク系の表象からファッションまで――今回は対談相手に気鋭の若手哲学者・千葉雅也を迎え同書を前提に、現代日本文化における身体感覚とそのイメージについて議論を行う。

トークショー終了後にサイン会を行います。
サイン会対象書籍:お二人の著作・翻訳

プロフィール

宇野常寛

1978年生まれ。評論家。企画ユニット「第二次惑星開発委員会」主宰。カルチャー批評誌「PLANETS」編集長。2008年に刊行されたデビュー作『ゼロ年代の想像力』(早川書房)は、現代の文化動向を日本思想史上に位置付け総括するものとして高く評価された。

千葉雅也

1978年生まれ。研究者(哲学・表象文化論・クィア理論)、批評家。高崎経済大学、慶應義塾大学非常勤講師。ジル・ドゥルーズの哲学を土台として、ポスト構造主義以後の現代哲学のストラテジーを研究する一方で、美術・文学・音楽・ファッションなどをめぐって横断的な批評活動を行っている。とくに近年は、現代日本におけるセクシュアリティ表象の諸相を注視している。

書籍紹介

『リトル・ピープルの時代』
著者:宇野常寛
定価:2,310円(税込)
単行本: 509ページ
出版社: 幻冬舎 (2011/7/28)
ISBN-10: 4344020243
ISBN-13: 978-4344020245
発売日: 2011/7/28
商品の寸法: 19 x 13 x 3.8 cm

私たちは誰もが 「小さな父」(リトル・ピープル)である。
この世界は終わらないし、世界の〈外部〉も存在しない。しかし、それは想像力が働く余地が世界から消えたことを意味しない。私たちは〈いま、ここ〉に留 まったまま、世界を掘り下げ、どこまでも潜り、そして多重化し、拡大することができる。そうすることで、世界を変えていくことができる。リトル・ピープル の時代――それは、革命ではなくハッキングすることで世界を変化させていく< 拡張現実の時代>である。
<虚構の時代>から<拡張現実の時代>へ。震災後の想像力はこの本からはじまる。