青山ブックセンター カルチャーサロン青山 講座

「中沢新一の 東京アートダイバー」
 2009年7月より開講


【開催中止のお知らせ】
「中沢新一の東京アートダイバー 第6回 ゲスト:高木正勝」ですが、ご出演者多忙のため日程調整ができずに、中止の運びとなりました。

開催を心待ちにしていたお客様には、
ご期待に沿うことができずに大変申し訳ございません。
心よりお詫び申し上げます。


©Yoshie Tominaga(MILD)

青山ブックセンターでは、2009年7月より、芸術人類学研究所所長(多摩美術大学教授)である中沢新一氏を迎え、 隔月の新講座「中沢新一の東京アートダイバー」を開講します。
「中沢新一の東京アートダイバー」は、中沢新一が追究する芸術人類学のテーマに沿い、音楽、建築、アート、演劇など芸術表現のジャンルからゲストを迎えてセッションする一夜限りの講座となります。
青山ブックセンター本店店頭では、「芸術人類学」をベースにその都度迎えるゲストやテーマに彩られるブックフェアを連動して開催する予定です。

「中沢新一の 東京アートダイバー」 
【講師】中沢新一(多摩美術大学教授/芸術人類学研究所所長)
音楽・建築・アート・演劇などの分野より、毎回ゲストを迎えての開催。

ゲスト案:伊東豊雄(建築家) 隈研吾(建築家) 細野晴臣(音楽家)
しりあがり寿(漫画家) 佐野史郎(俳優) 高木正勝(アーティスト)

アメリカ先住民の「アースダイバー神話」はこう語る。

はじめ世界には陸地がなかった。地上は一面の水に覆われていたのである。そこで勇敢な動物たちがつぎつぎと、水中に潜って陸地をつくる材料を探してくる困難な任務に挑んだ。ビーバーやカモメが挑戦しては失敗した。こうしてみんなが失敗したあと、最後にカイツブリが勢いよく水に潜っていった。水はとても深かったので、カイツブリは苦しかった。それでも水かきにこめる力をふりしぼって潜って、ようやく水底にたどり着いた。そこで一握りの泥をつかむと、一息で浮上した。このとき勇敢なカイツブリが水かきの間にはさんで持ってきた一握りの泥を材料にして、私たちの住む陸地はつくられた。

頭の中にあったプログラムを実行して世界を創造するのではなく、水中深くにダイビングしてつかんできたちっぽけな泥を材料にして、からだをつかって世界は創造されなければならない。こういう考え方からは、あまりスマートではないけれども、とても心優しい世界がつくられてくる。泥はぐにゅぐにゅしていて、ちっとも形が定まらない。その泥から世界はつくられたのだとすると、人間の心も同じようなつくりをしているはずである。

---中略---

そこでぼくは自分もカイツブリにならなければ、と思ったのである。泥を材料にしてつくられてきた「人間の心」という陸地が、水中に沈みかけている。そこでもういちど水の中に潜って、底のほうから一握りの泥をつかんでこなければいけなくなった。その泥を材料にして、もういちど人間の心を泥からこね直すのである。

---後略---

『アースダイバー』 中沢新一・著 2005年講談社より

「中沢新一の東京アートダイバー」は、表現の世界において自らが「カイツブリ」となって泥をつかみとり何かを作り上げていくような、そんなアーティストの方々をゲストに迎えて、お話をうかがっていきます。

7月11日(土) ゲスト:伊東豊雄
※終了いたしました

1941年生まれ。1965年東京大学工学部を卒業し、71年アーバンロボット設立。79年伊東豊雄建築設計事務所に改称。国内、ヨーロッパ、アジア、アメリカなど世界中にプロジェクトを持ち、幅広く活動している。主な作品に、「せんだいメディアテーク」、「TOD’S表参道ビル」、「コニャック・ジェイ病院」(パリ)、「多摩美術大学図書館(八王子キャンパス)」、「座・高円寺」、「2009高雄ワールドゲームズメインスタジアム」(台湾)など。ヴェネツィア・ビエンナーレ「金獅子賞」、王立英国建築家協会(RIBA)ロイヤルゴールドメダル、2008年度第6回オーストリア・フレデリック・キースラー建築芸術賞など受賞多数。


9月12日(土) ゲスト:佐野史郎
※終了いたしました

1955年島根県出身。75年劇団シェークスピア・シアター旗揚げに参加。80年から84年まで劇団状況劇場(唐十郎主宰)に在団。86年、林海象監督作品「夢みるように眠りたい」スクリーンデビュー。その後「ゲンセンカン主人」(93)「毎日が夏休み」(94)「太陽」(04)「20世紀少年・最終章」「アマルフィー」(09)などに出演。また、99年には「カラオケ」で映画監督してデビューを果たす。92年、テレビドラマ「ずっとあなたが好きだった」の冬彦さん役で大ブレイクをし、社会現象を巻き起こした。舞台、映画、ドラマだけでなく、小説、エッセイ、音楽活動など幅広い活動を続けている。


11月28日(土) ゲスト:細野晴臣
※終了いたしました

1947年生まれ。音楽家。1969年、エイプリル・フールでプロデビュー。1970年、はっぴいえんどを結成。1973年ソロ活動を開始。同時にティン・パン・アレーとしても活躍。1978年高橋幸宏、坂本龍一とともに、イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)を結成。YMO散開後は、ワールド・ミュージック、アンビエント・ミュージックを独自の視点で探求。
2008年、再始動となる自身のレーベル"デイジーワールド・ディスク"から『細野晴臣アーカイヴス vol.1』、音楽を手がけた映画『グーグーだって猫であるオリジナルサウンドトラック』、2009年4月『細野晴臣の歌謡曲~20世紀ボックス』をリリース。
 http://www.daisyworld.co.jp/


2010年2月27日(土) ゲスト:しりあがり寿
※終了いたしました

1958年静岡市生まれ。1981年多摩美術大学グラフィックデザイン専攻卒業後キリンビール株式会社に入社し、パッケージデザイン、広告宣伝等を担当。1985年単行本『エレキな春』で漫画家としてデビュー。パロディーを中心にした新しいタイプのギャグマンガ家として注目を浴びる。1994年独立後は、幻想的あるいは文学的な作品など次々に発表、マンガ家として独自な活動を続ける一方、近年ではエッセイ、映像、ゲーム、アートなど多方面に創作の幅を広げている。
 http://www.saruhage.com/


2010年4月3日(土) ゲスト:隈研吾
※終了いたしました

1954年横浜生まれ。1979年東京大学建築学科大学院修了。コロンビア大学客員研究員を経て、2001年より慶應義塾大学教授。2009年より東京大学教授。1997年「森舞台/登米町伝統芸能伝承館」で日本建築学会賞受賞、同年「水/ガラス」でアメリカ建築家協会ベネディクタス賞受賞。2002年「那珂川町馬頭広重美術館」をはじめとする木の建築でフィンランドよりスピリット・オブ・ネイチャー 国際木の建築賞受賞。近作にサントリー美術館。著書に『自然な建築』(岩波新書)『負ける建築』(岩波書店)『新・都市論TOKYO』(集英社新書)


日程未定 ゲスト:高木正勝

【開催中止のお知らせ】
「中沢新一の東京アートダイバー 第6回 ゲスト:高木正勝」
ですが、ご出演者多忙のため日程調整ができずに、中止の運びとなりました。

開催を心待ちにしていたお客様には、
ご期待に沿うことができずに大変申し訳ございません。
心よりお詫び申し上げます。

映像作家/音楽家。1979年生まれ、京都在住。オリジナル作品制作だけでなく、デヴィッド・シルヴィアンのワールドツアーへの参加、UAやYUKIのミュージック・ビデオの演出、芸術人類学研究所や理化学研究所との共同制作など、コラボレーション作品も多数。2008年にはプロジェクト「Tai Rei Tei Rio(タイ・レイ・タイ・リオ)」に挑む。その一貫で行われた、ソロコンサートの音源をもとに制作された新作CD+神話集『Tai Rei Tei Rio(タイ・レイ・タイ・リオ)』が6月17日に発売。また、本プロジェクトを丁寧に見つめたドキュメンタリーフィルム「或る音楽」が、7月4日よりユーロスペース他で順次公開される。
http://www.takagimasakatsu.com





■会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山                  
■期間:2009年7月より主に奇数月の土曜日 全6回 
■開催日程:2009年7月11日(土)、9月12日(土)、11月28日(土)、2010年1月土曜日、2月27日(土)、3月土曜日の予定
 ※日程・ゲスト出演者は変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
■時間:19:00-21:00

■受講費用:1回分 3,000円(税込)
(講座の内容により、教材費を別途お支払いいただく場合がございます)
■定員:100名様

■受付方法 :2010年3月1日(月)13:00より、第5回(ゲスト:隈研吾)の受付を開始いたします。
1. 電話予約(お名前・ご住所・ご連絡先)をいただいたうえで、
銀行振込かカルチャーサロン店頭にて3月31日までに「受講費用」をご入金ください。
ご入金をもって「申し込み完了」となりますのでご注意ください。

  【カルチャーサロン青山 振込口座】
  三菱東京UFJ銀行   (金融機関コード:0005)
  表参道支店             (支店番号:133)
  普通預金 No.0146072
  口座名義:青山ブックセンター株式会社

2. オンラインストアにてお申し込みください。
  オンラインストアは、クレジットカード決済のみとなっております。

■お問合せ・お申込み先:
 青山ブックセンター本店・カルチャーサロン青山  03-5485-5513
 (月〜金10:00〜20:00)
 ※受付時間はカルチャーサロンの営業時間内となります。ご注意ください。

■注意事項 
・いったん納入いただいた受講費用は原則払い戻しいたしません。
・万が一、中止になる場合は、8日前までに電話かメールにて講座中止をお知らせしたうえで、後日、受講費用を銀行振込または現金、現金書留にて払い戻しをいたします。
・お申し込みの際、必ず伝達可能なご連絡先をご登録ください。
・ご本人様と直接連絡がつかない場合は、緊急の連絡ができないことがございますので、あらかじめご了承ください。