特別講演会
「少年スギモトはいかにしてHiroshi Sugimotoとなったか」
 出演:杉本博司 聞き手:鈴木芳雄(『BRUTUS』副編集長)

昨年、高松宮殿下記念世界文化賞を受賞し、伊豆の写真美術館「IZU PHOTO MUSEUM」の設計・ディレクションをつとめた世界的美術家・杉本博司氏。このたび、杉本氏の少年時代をインタビューで探るというユニークな講演会を、『BRUTUS』副編集長の鈴木芳雄氏が聞き手となって開催いたします。

■日時:2010年4月10日(土)19:00〜20:30(開場:18:30〜) 
■会場:東京ウイメンズプラザホール (青山ブックセンター本店隣)   アクセス
■定員:250名様  入場料: 1,000円(税込)
■入場券販売:2010年3月12日(金)13:00より以下の方法で販売
  [1]青山ブックセンター本店店頭
  [2]ABCオンラインストアにて予約を承ります。
  ([2]オンライン予約のお客様の入場券は、イベント当日 お名前と注文番号にて確認、お渡しとなります。)
※満員御礼!!予約受付は終了しました。(2010年4月2日)

■お問い合わせ:青山ブックセンター本店
  03-5485-5511 
(営業時間: 10:00〜22:00)

<イベント内容>
杉本博司は70年代から美術活動を始め、初めはアメリカで、そして80年代には代表的な写真作品「ジオラマ」「劇場」「海景」で日本でも名前が知られるようになった。20世紀のうちに写真を芸術に高めた最も重要な貢献者のひとりである。現在、彼の活動は写真にとどまらず、彫刻、建築にまで及んでいる。その仕事ぶりは、昨年完成した「IZU PHOTO MUSEUM」の設計・造園から、ロックバンドU2のアルバム「NO LINE ON THE HORIZON」ジャケット写真提供まで幅広く、昨年の高松宮殿下記念世界文化賞(絵画部門)受賞のニュースも記憶に新しい。
雑誌『BRUTUS』で杉本の特集を2度も組み、彼に親しい編集者・鈴木芳雄によると、美術家・杉本を読み解く鍵はその少年時代にあるという。雑誌『子供の科学』『鉄道模型趣味』などの熱心な読者で、工作少年、鉄道マニアだった少年スギモトから、世界的アーティストHiroshi Sugimotoへと続く一筋の道。
この度の特別講演は、今まで公に語られたことのない杉本博司の少年時代が、〈ブルータス“フクヘン。” 〉鈴木芳雄のインタビューで紐解かれる、貴重な機会となるであろう。
加えて、現在進行中のニューヨークでの茶室プロジェクトなども杉本から最新報告がある予定。
講演終了後、青山ブックセンター本店内にてサイン会を開催する。


Photo: Yoshio Suzuki

<出演者プロフィール>
杉本博司 (すぎもと ひろし)
1948年東京生まれ。立教大学経済学部卒業後、1970年に渡米。ロスアンジェルスのアート・センター・カレッジ・オブ・デザインで写真を学び、1974年よりニューヨークに拠点を移し写真制作を開始。「劇場」「海景」などに代表される作品は、明快なコンセプトと卓越した技術で高い評価を確立し、メトロポリタン美術館、ニューヨーク近代美術館(MoMA)、ポンピドゥーセンター、テイトギャラリー等を始め、世界中の美術館に収蔵されている。
近年は執筆、設計へも活動の幅を広げ、2008年には2冊目の論考集『現な像』(新潮社)が刊行。同年建築設計を手掛ける新素材研究所を設立し、同研究所の内装設計・造園によるIZU PHOTO MUSEUM(静岡)が2009年10月26日に開館。1988年毎日芸術賞、2001年ハッセルブラッド国際写真賞、2009年第21回高松宮殿下記念世界文化賞<絵画部門>受賞。現在、ニューヨーク在住。

鈴木芳雄 (すずき よしお)
マガジンハウス 『BRUTUS』副編集長。美術、建築、デザインをはじめ、本、映画、レストランの特集を担当する。主な仕事として『奈良美智、村上隆は世界言語だ。』(2001年)、『杉本博司を知っていますか?』(2005年)、『若冲を見たか?』(2006年)、『脳科学者ならこう言うね!』『西洋美術を100%楽しむ方法。』『国宝って何?』(以上2007年)、『すいすい理解(わか)る現代アート』『緊急特集 井上雄彦』(以上2008年)、『仏像』(2009年)がある。愛知県立芸術大学非常勤講師。ブログ「フクヘン。」毎日更新。