エクス・リブリス
 デニス・ジョンソン『ジーザス・サン』(柴田元幸訳、白水社)刊行記念

柴田元幸×古川日出男 トークショー
 イエスの息子みたいな気分のとき……


©島袋里美



©カキモトジュンコ

■2009年3月2日(月)19:00〜20:30(開場18:30〜)
 ※終了しました
■会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
■定員:120名様 
■入場料:500円(税込)

■電話予約&お問い合わせ電話:
 青山ブックセンター本店
  03-5485-5511

■受付時間: 10:00〜22:00
(※受付時間は、お問い合わせ店舗の営業時間内となります。御注意下さい。)
■受付開始日:2009年2月10日(火)10:00〜 
トークショー終了後にサイン会を行います。

<イベント内容>
ジミ・ヘンドリクスのギターの影響を受けて文章を書きはじめたというデニス・ジョンソン。そのデビュー以来、核戦争後の近未来や、暴力とドラッグに染まったアメリカ社会の裏面を精力的に描きつづけている。最新長篇『煙の樹』で全米図書賞を受賞、いまや現代アメリカを代表する作家として高い評価を受けている。柴田元幸、古川日出男両氏に、ジョンソンの初期の傑作短篇集『ジーザス・サン』の魅力を縦横に語り合ってもらう。


<プロフィール>
柴田元幸
1954年生。東京大学文学部教授。主要著書『生半可な學者』(白水Uブックス)、『アメリカン・ナルシス』(東京大学出版会)他多数。主要訳書スティーヴン・ミルハウザー、ポール・オースター、スチュアート・ダイベック、バリー・ユアグロー他多数。

古川日出男
1968年生。作家。『13』『アラビアの夜の種族』(角川文庫)、『ベルカ、吠えないのか?』(文春文庫)、『LOVE』(祥伝社)、『ハル、ハル、ハル』(河出書房新社)、『聖家族』(集英社)他多数。

<書籍紹介>
デニス・ジョンソン『ジーザス・サン』
柴田元幸訳 白水社

「ものごとは記憶の順に起こる。感情だけがその順序をスキップさせる。だから、この短編集の内側にあるのは、全編ザラついた、『現実』の過剰摂取だ。なんてタフな作品なんだ。これはだから、あんたらのための一冊だ」

古川日出男(帯推薦文より)

「この短篇集の原書がアメリカで刊行されたのは1992年である。以来、多くの読者に衝撃を与え、二十世紀末にアメリカで出た短篇集といえばまず誰もが名を挙げる一冊でありつづけている」

柴田元幸(「訳者あとがき」より)

果てでもがき、生きる、破滅的な人びと。
幻覚のような語りが心を震わす、11の短篇。
悪夢なのか、醒めているのか? 
強烈なイメージと圧倒的なパワーに満ちた、伝説の傑作!

*内容紹介
「ダンダン」
俺はダンダンから薬をもらおうと、農場まで出かけた。しかしダンダンは、銃で知り合いを撃ってしまったという。ブレーキの効かない車で、死にかけた男を医者まで送り届けるドライブが始まった。

「仕事」
俺はホテルでガールフレンドとヘロインを打ちまくっていた。喧嘩をした翌朝、バーで金儲けの話に乗ることにした。空き家に押し入り、銅線を集めて、スクラップとして売る仕事だった。

「緊急」
俺は緊急治療室で働きはじめた。ぶらぶらするか、雑役夫と薬を盗むしかなかった。深夜、目にナイフが刺さった男が連れられてきた。手術の準備中、雑役夫がそのナイフを抜いてしまった。

四六判・上製・180ページ/税込1890円(本体1800円)/装丁:緒方修一/3月5日一般発売